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2020/12/04

国税のクレジットカード納付について

1, はじめに

国税は申告した税額等に基づき、納税者ご自身で納付の期限(納期限)までに納付していただく必要があります。納付手続は次のとおり様々な方法があり、その中から便利に利用できる納付方法をご自身で選択することができます。

納付方法は主に6つあります。

1、ダイレクト納付
2、インターネットバンキング納付
3、クレジットカード納付
4、コンビニ納付(QRコード・バーコード)
5、預貯金口座からの振替納税
6、金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付

今回は「クレジットカード納付」についてご紹介します。


2, クレジットカード納付について

クレジットカード納付とは、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続です。

<国税庁ホームページより>
credit_gaiyo[1]


3, メリットとデメリット

<メリット>

① 場所や時間を選ばずに納付が可能

窓口に出向く必要がなく、夜間休日を問わず、24時間いつでもご利用が可能です。なお、e-Taxからアクセスする方法によりクレジットカード納付を利用する場合は、e-Taxの利用可能時間内に限り、ご利用が可能です。

②クレジットカードのポイントが貯まる

カード会社によって還元率は異なります。還元率の高いクレジットカードを選んでお得に納税することができます。

③キャッシュフローに余裕が持てる

クレジットカード納付をすると即日引落ではなくカード会社の引落日となります。カード会社によっては支払回数の変更が出来る場合もあります。



<デメリット>

①決済手数料の負担がある

決済手数料は納付税額が最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)を加算した金額となります。

②インターネットが利用可能なパソコン等が必要

金融機関や税務署の窓口ではクレジットカードでの納付はできません。「国税クレジットカードお支払いサイト」を通じてのインターネットを利用した納付の手続きとなります。

③領収証書が発行されない

領収証書が必要な場合は窓口にて納付が必要です。

④納税証明書の発行可能まで時間を要する

3週間程度かかる場合があります。


4, 最後に

納付の手続の手順については、国税庁ホームページの「国税クレジットカードお支払サイト」をご覧ください。
以上のメリットとデメリットを押さえた上で、お得にスマートに納税してみてはいかがでしょうか。

<国税庁ホームページ>
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/index.htm


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