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2018/01/17

信用保証協会って何?

はじめに

医院を経営していく上では、多額の資金確保を目的に銀行などの金融機関から融資を受ける必要があります。新規開業時や、開業して間もなく運転資金が足りなくなった場合、またはユニット等の買い替え等、設備投資が必要になったときなどです。銀行へ融資を申し込む際に理解しておきたい信用保証協会についてご説明していきます。

 

1.銀行融資の種類は?

融資の種類としては「プロパー融資」と「保証付融資」とがあります。プロパー融資とは、信用保証協会をはさまずに、直接銀行からお金を借りることです。保証付融資とは、信用保証協会に保証料を支払うことを条件に銀行からお金を借りることです。保証付融資の場合、万が一、返済が滞った場合に、借主に代わって信用保証協会が銀行に立替払いを行います。

 

2.信用保証協会とは?

信用保証協会は全国の各都道府県にあります。医院が信用保証協会を利用頂くための条件としては、使用する従業員数が300人以下であることと、各信用保証協会の管轄区域で事業を営んでいることです。詳細につきましては、事業所がある各都道府県の信用保証協会にお尋ねください。

保証協会を利用した場合のメリットは複数あります。法人代表者以外の連帯保証人は必要ないこと、担保がなくても利用できること、金融機関のプロパー融資と保証付融資の併用により、融資枠の拡大を図ることができることがあります。デメリットとしては、融資実行時に全返済期間分の保証料を一括徴収されること、面談や事務手続きが多いことがあげられます。

実際は、銀行の融資担当者が保証協会の取次や手続き等をしてくれますので、院長が保証協会に直接問い合わせすることは少ないです。銀行担当者としっかり打合せのうえ進めましょう。

 

3.保証料の税務上の取扱い

信用保証料は、原則として損金になりますが、借入期間(保証期間)が長期の場合は、全額を一時の損金とすることができません。翌期以降に対応する部分は、前払費用として処理することになります。具体例で確認してみましょう。

(例)事業年度1月から12月、保証期間は60ヶ月、保証料総額30万円を7月1日に支払った場合

保証料支払時

(前払費用) 300,000円 (現金) 300,000円

決算時

(保証料) 30,000円 (前払費用) 30,000円

300,000円×6ヶ月(保証期間経過月数)÷60ヶ月=30,000円

個人事業主の方も同様の考え方となります。

消費税は課税仕入とはなりません。


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