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2016/03/04

歯科医院の採用で押えたい3つのこと

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はじめに

医院の開業時に確保しておきたいスタッフ数は、院長の経営方針やクリニックの規模などによります。

診療所は医療法上のスタッフ数の定めはありませんが、来院が予想される患者の数から職種ごとに必要なスタートスタッフが決められます。歯科衛生士 1名、歯科助手 2名、受付スタッフ1名が一般的な体制のようです。
院長をはじめ5人前後のクリニックの場合、スタッフひとりの役割のウエイトは大きく、特に開業時は経験のあるスタッフを確保することがクリニックの評判を左右する結果につながります。

経営者である院長が「どのようなクリニックにしたいのか」「どのような人材を採用するのか」など経営ビジョンを明確にすることがスタッフの新規採用時に大切なポイントです。それでは、スタッフの採用に当たって押さえておきたいポイントを考えてみましょう。

 

1. 募集について

多くの医療機関では、看護師や衛生士など有資格者の人手不足が続いている状況です。

資格や経験もあって、優秀な人材を採用するには、綿密な採用計画を立てることが大切です。募集では地域の実情にあった効果的な広告媒体の中から、さらに費用対効果の高いものを選んだり組み合わせたりしましょう。

衛生士さんなどの有資格者の採用にあたっては、応募者の中には職場の人間関係から転職を考えている人も多い傾向にありますので、履歴書などの書類選考だけで簡単にふるい落とすことなく、「新規オープン」で働きやすいクリニックであることをアピールしながら、経験もあって優秀なスタッフを確保されるようなコンタクトをおすすめします。

 

2. 面接方法

面接人数

忙しい開業前の限られた時間内で応募者すべてを面接にあたるのは不可能かもしれませんが、書類選考の段階で、ある程度絞り込んだ応募者との個別面接をできるだけ実施しましょう。

集団面接にすると、全体時間としては短縮できますが、一人当たりを知る時間は限られ、広いスペースを確保しなければならないなどクリニックの負担は逆に大きくなりがちです。

面接会場

面接会場は、開業前であればクリニックの場所に近いエリア内の貸し会議室やホテルのラウンジ、もしくは懇意にされている取引業者のスペースを一時的に貸してもらうなど、早めに確保しましょう。

開院後の面接については院内で実施しましょう。

面接内容

面接試験をスムーズに行うためにも、他の選考者との比較検討がしやすくするためにも、質問事項をまとめた面接チェックシートを準備しておきましょう。

経営者である院長が、「どのようなクリニックにしたいのか」「どのような人材を採用するのか」など経営ビジョンを明確にすることが大切ですので、応募者が、自院の理念や業務内容を理解してもらっているか、志望動機などが経営ビジョンにマッチしているかをチェックしましょう。
応募者の中には、経験も豊富で優秀な方であっても、現在、子育てをしているので、フルタイムでは働けない等の条件付のケースもあります。

そういう場合、転職理由を聞くと、職場内のトラブルの有無の確認、育児介護など勤務に影響のある家庭の事情が確認できます。就業時間・休日・休暇・賃金など応募者の希望を確認しましょう。
限られた時間内での面接による採否の判断は、大変難しいものです。院長の主観だけでなく、スタッフなど客観的な視点として、複数の担当者を面接官として同席させることが望ましいです。

たとえば、衛生士の面接では、先輩となる衛生士さんから、その職種ならではの適切な質問をすることができ、採否の判断もしやすく、採用後もスタッフ同士のスムーズに連携ができるとメリットが出てきます。
さらに面接の予定を受付スタッフなどにもあらかじめ伝えておくと、応募者が面接に来られた際の立ち居振る舞いや挨拶などがどうだったかをチェックしてもらうこともできます。

 

3. 面接後の注意点

事前説明事項

就活中の応募者が、別の医療機関へアプローチしてしまうリスクがあるため採用内定者が決定したら、すぐに連絡をして今後のスケジュールを確認します。

実際に採用決定するまでに、雇用に関わる労働条件や医院の規則など、同意してもらっておく必要があります。この確認を怠ると、採用後にトラブルの元になることがありますので、説明して同意をしていただきましょう。内定後は、健康診断は必ず受けてもらいます。

交通費について

応募者への交通費支給はケースバイケースです。特に法的な規定はありませんので、遠方から来ていただいた場合は支給するなど、ルールを設けてはいかがでしょうか。
全員に500円分や1000円分のクオカードをお渡したりするケースもあります。

不採用通知について

ご縁がなかったとはいえ、不採用の通知をするにあたって気をつけたいのは、応募者は今後お客様になる可能性があるということです。

よって不採用者には悪印象を与えないような工夫が必要です。一方的なお断りではなく、応募していただいたお礼とお詫びの文面に加え、交通費分のクオカードなどを同封するなどしましょう。

できれば、クオカードは、割高にはなりますが、新規開業を伝えるオリジナルのデザインをおすすめします。

 

まとめ

採用試験の実施は、これから新しい医院を共に作っていくスタッフと出会う、最も大切な第一歩と言っても過言ではありません。院長先生が「どんな医院にしたいのか」、「そのためどんな方に働いてもらいたいのか」を明確に掲げ、それを実現できるパートナーとなりうるスタッフを採用しましょう。
また採用後に、こんなはずではなかったなどのトラブルが起きないようにするためには採用前に、労働条件や就業規則などしっかりと確認をしておきましょう。

スタッフ採用を機会に地域でのイメージづくりや創患につなげていくことが大切です。

もっと詳しく知りたい、開業準備について的確なアドバイスをご希望の方はご相談を随時お受けしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

 

 


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