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2020/11/26

確定拠出年金について(概要編)

1, はじめに

少子高齢化が進む中、昨今、引退後の資金対策のお問い合わせが増加してきております。
今回は、その対策の一つである「確定拠出年金」について解説いたします。


2, 確定拠出年金とは?

企業や個人が、毎月一定額の掛け金を拠出して自分で運用します。掛け金が自分の口座に積み立てられ、運用して得られた給付金が将来的に自分に戻ってくると考えるとよいと思います。
 
よって、運用の結果次第で将来受け取れる年金の額は違ってきます。確定拠出年金の他に、受け取れる年金の額がある程度約束されている確定給付年金があります。


3, 確定拠出年金で将来もらえる給付金とは?

将来的にもらえる給付金は次の3種類です。

老齢給付金

原則として60歳から、年金または一時金として支給されます。

現行では、60歳時点で確定拠出年金制度への通算加入期間が10年に満たない場合、受給開始年齢が段階的に引き上げられ、遅くとも65歳までに支給が開始されます。なお、ここでの加入期間とは、企業型確定拠出年金および個人型確定拠出年金における加入者期間と運用指図者期間を合算したものとします。
 

障害給付金

高度障害時に年金または一時金として支給されます。
 

死亡一時金

死亡時に一時金として支給します。


4.個人型と企業型の基本的な違いは?

確定拠出年金には、個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金の二種類があります。

個人型確定拠出年金

自分で掛け金の金額を決めて、自分でお金を拠出します。
掛け金が全額所得控除の対象となるので、確定申告・年末調整により税金の額がその分軽減されます。
 

企業型確定拠出年金

企業が決まったルールに基づき、お金を拠出します。
基本的に企業が掛け金を負担するので、企業側が会社の損金として処理します。

<補足>
従業員が掛け金を負担するケースもあります。
ポイントは、いずれにせよ拠出した掛け金の運用は、どちらの場合でも自分が行う事です。
 
お分かりかと思いますが、企業型確定拠出年金は会社に勤務している人が対象の制度で、会社の退職金制度の枠内にあるというのが特徴です。
 
一方、個人型確定拠出年金は自分の意志で掛け金を拠出するので、会社とは関係のない部分で運営される制度であるという特徴があります。


5, 最後に

ここまで概要について解説しました。今後は実際の運用等、実務的な事を解説する予定です。

< 参考 >


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