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2021/03/10

確定拠出型年金について(概要・実務編)

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1, はじめに

今回は、確定拠出型年金につきまして、概要的な部分の続きと実務的な部分をお伝えしたいと思います。

尚、現行の制度につきましては、今後の法改正等で変更となる可能性がございます。
その点、ご留意くださいませ。

◆ 前回の内容はこちら
https://www.upp-medical.com/column/1702/


2, 確定拠出型年金の特徴/毎月の掛金

主な特徴として、毎月拠出する掛け金については

● 全額が所得控除の対象となる
● 基本的に60歳までは引き出しが出来ない

ということが挙げられます。

また、毎月の掛け金についてですが、現行では、

個人型の確定拠出型年金の場合

● 個人事業主/6万8,000円(国民年金基金の掛け金又は国民年金の付加保険料と合算した金額)まで
● 勤務先に企業年金がない方/2万3,000円まで
● 公務員/1万2,000円まで
● 専業主婦(主夫)/2万3,000円まで

となります。最低拠出額は種別に関わらず、5,000円です。

企業型の確定拠出型年金の場合

● 企業が退職一時金・中小企業退職金共済のみ採用している場合は5万5,000円まで
● 企業が確定給付企業年金及び厚生年金基金を採用している場合は2万7,500円まで

です。
上記の補足と致しまして、個人事業主から法人成りをして、個人型の確定拠出型年金から企業型の確定拠出型年金に変更する事が可能となった場合、最大5万5,000円までの拠出が可能となります。(その場合は、導入時手数料や口座開設料、毎月の管理料が発生致します)
     
掛け金については、以前は月払いのみだったようですが、半年払いや年払いも選べるようです。


3, 個人の型確定拠出型年金の注意点

注意点としては、

● 始める時に加入手数料がかかる
● 毎月の口座管理手数料もかかる(手数料は金融機関によって異なります)
● 個人事業主から法人成りをして、国民年金から厚生年金となった場合は、掛け金が最大6万8,000円から2万3,000円へ変更となってしまう

が挙げられます。


4, 最後に

確定拠出型年金の魅力の1つは、積立金額全額を所得から差し引く事ができる事であり、どれくらい節税できるか気になると思いますが、課税所得(ご年収)の割合に応じて異なります。例えば年収500万円の場合、個人の所得税及び住民税を合わせて、1年間の積立金額の約20%を節税できます。月額2万円積み立てる場合、年間で4万8,000円節税が可能となります。
        
又、確定拠出型年金は運用益にも税金がかからない事も魅力なので、節税額と運用益をシミュレーションしてみる事をおすすめいたします。(インターネット上でシミュレーション可能です。)

最後に、確定拠出型年金以外にもふるさと納税や場合によっては、住宅ローン控除を活用して節税できる範囲を大きくしておく事も良いかもしれません。
又、確定拠出型年金を活用する事で、子育て世帯に対し、ご年収やご夫婦の勤務形態及びご家族の状況によりますが、保育料や高校授業料の節約が出来る場合もあるようです。
次回以降はその辺りから解説していきたいと思います。


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