elTaxでのダイレクト納付のススメ

1.はじめに
国税では既に納付書郵送が省略され、電子納税方式での納付を強く推し進めているので、皆さん苦労しながらも対応されていることと思います。今のところ(令和7年5月現在)、地方税の方はまだ納付書等を郵便物として配布されていると思いますが、最近では、地方税も電子納税方式が浸透しつつありますね。
今回は、電子納税方式の一方法であるelTaxのダイレクト方式納付ができる登録等の手続きについてご紹介したいと思います。
2. ダイレクト納付の3つのメリット
①期日指定納付(事前に振替の日にちと納付金額の事前登録)ができる(最長120日先までOK!)
→納付忘れがなくなった、と喜ばれている方多数いらっしゃいます
②インターネットバンキングと異なり、納付時に金融機関の暗証番号が不要!
③elTaxのオンライン手続きができる時間帯は、いつでも納付手続きができるので、金融機関の営業時間を気にしなくて良い
①については、事前に口座登録すると、納税できたかどうかの確認はどうするの?という心配もありますが、口座振替が完了すると、「eLTAXからのお知らせ:納付手続きの完了」というタイトルのメールが送られる仕組みとなっております。安心ですね。
3.ダイレクト納付の登録手続き
では、そのダイレクト方式納付の登録手続きですが、大きく分けると
①PCdeskのWEB版(DL版も可)で、口座情報を登録し、「口座情報登録確認」画面で、「申込用紙印刷」で依頼書を出力
②出力された3枚のうち、金融機関提出用の用紙に金融機関お届け印を押印後、金融機関へ郵送する
③金融機関の審査が完了すると、PCdeskのメッセージボックスに結果通知され、不備がなければすぐにダイレクト納付が可能
の3ステップで利用開始の登録ができます。
※注意
金融機関の審査には数週間かかる場合がありますので、ご利用をお考えの方は早めの手続きをお願いします。
4.最後に
6月になりますと、事業者様にとっては、令和7年度の住民税特別徴収のお知らせが到着する時期です。この機会に、ご検討されてはいかがでしょうか。
金融機関窓口の混みあい具合がストレスであることを最近、よく耳にいたします。国税のeTaxけではなく、地方税のelTaxのダイレクト納付も利用することによって、少しでも皆様のストレス軽減につながればな、と思い、改めて紹介させていただきました。
※ご利用をお考えの方で、弊社の顧問先様は、電子申告時に登録している利用者IDと暗証番号が必要となりますので、担当者にお声かけください。
☆対応できる税目も充実しています☆
①電子申告したもの
法人都道府県民税・事業税等、法人市町村民税、事業所税、個人住民税(退職所得に関わる納入)
②納付金額を直接入力
個人住民税(特別徴収)
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