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2022/01/27

借入返済前の備えは出来ていますか?

保険,事業補償,

1.はじめに

開業時や今回のコロナ禍など、経営において借入を活用する場面は多々あるかと思います。
借入の完済前に万が一の事があった場合に備えて、事業を存続させるために必要な資金が「事業保障資金」です。
家族のための生活保障とは別で、借入用の死亡保障に加入する必要がありますが、意外と備えていない方も多いように感じます。
今回は賢い事業保障対策についてご説明します。


2.生命保険を活用する

事業における借入は額が大きいケースが多いため、払い(保険料)に対して対価(保険金)のレバレッジが非常に大きい生命保険を活用するのがベストです。


3.掛け捨て保険に加入する

バブル期のような金利が高い時期であれば、掛け捨てより保険料が高くても積立型の保険で保障を確保する選択も悪くはありませんでした。
ただ、20年以上も超低金利が続く日本においては、利殖がほとんど期待できない積立型の保険で保障を確保しても保険料が高いだけで何もメリットがありません。


4.なぜ掛け捨てなのか?

超低金利下で貯蓄型保険の魅力が薄れるなか、掛け捨て保険においては年々保険料が安くなっています。特に11年ぶりに厚労省が生命表*を改定した2018年4月以降はその流れが顕著です。10年以上前に加入した保険なのに、同じ内容で今加入し直すと圧倒的に保険料が安くなるケースも多々あります。
*生命表:人口統計学における、特定の年齢層・性別に対して、死亡率や平均余命を示す表


5.まとめ

今回は事業保障への備えとして、掛け捨て生命保険の活用をご紹介しましたが、これは決して事業保障への備えに限る話ではありません。
超低金利下かつ平均余命が延びる日本において、死亡保障が必要であれば掛け捨ての生命保険、長期積立は投資信託等を活用する方法が最も効果的な策となります。
掛け捨て保険に関しては、安くて困ることは一つもありません。

これを機会にご自分の掛け捨て保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか?


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